2019年5月14日火曜日

【No559】技術士としての実務能力「技術者倫理」


こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。

今日は、技術士二次試験の評価基準である

「技術者倫理」を解説します。

最近、品質検査偽装といった

公益の安全安心を脅かす事例が

堪えません。

技術立国としての危機感がうかがえます。

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「技術者倫理」とは、

「業務遂行にあたり,

公衆の安全,健康及び福利を

最優先に考慮した上で,

社会,文化及び環境に対する影響を予見し,

地球環境の保全等,

次世代にわたる社会の持続性の確保に努め,

技術士としての使命,社会的地位及び職責を自覚し,

倫理的に行動すること。

業務履行上,関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。

業務履行上行う決定に際して,

自らの業務及び責任の範囲を明確にし,

これらの責任を負うこと。」

と書いています。

ポイントは、

公益確保と法令順守だけではないこと。

「持続可能性」


「責任の範囲を明確にし、その責任を負うこと」

です。

安全安心を提供することだけでは物足りません、と書いています。

技術士法第1条にある

科学技術の向上

国民経済の発展

に資するには、

「持続可能性」を求め、

「できる範囲を定め」

「その責任を負う」

技術者が求められています。

あなたの業務で意識していますか?

この意識の差が、

論文や口頭試験で

大きな合否を決めるキーワードです。

できないことまで責任を負うことはありません。

その範囲を定めてください。

そして、持続可能な社会実現のための

ロードマップを描いてください。

だから、筆記問題でも

ロードマップが問われるのです。

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