2018年12月25日火曜日

【No419】技術士二次試験 口頭試験対策!! ~技術士総合技術監理部門!!キーワード集2019から考える口頭試験④~


こんにちは、技術士@機械総監のひろっぺです。

「総合技術監理部門」を書いていきます。

今日は「キーワード集2019から考える口頭試験④」です。

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口頭試問QAは、

過去ブログ「No335No393」を参照ください。

振り返っていただき、ブラッシュアップしてください。

確実に役立つ情報です。活用ください。

総監の背景と実際の問題との比較をしましょう。

口頭試験の業務プレゼンでも役立ちます。

以下は、平成28年度の問題です。

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近年,科学技術は急速に進展しており,

新しい技術の導入によって様々な事業活動が

その内容や形態を変化させている。

このような科学技術の進展に関心を払い

それに見合ったより高度な業務を

遂行できるように日々努めることは,

総合技術監理部門の技術士に要求される

重要な役割の1つである。

 そこで,あなたがこれまでに経験した,

あるいはよく知っている事業

(事業全体若しくはその一部である特定の業務,

継続的若しくは繰り返して行う複数プロジェクトの

集合体などでもよい。)を1つ取り上げ,

その事業において最近の科学技術の進展

引き起こした事業の内容や形態の変化とその影響

及び将来の科学技術の進展に伴って

その事業の内容や形態が大きく変化する可能性

その変化が及ぼす影響や課題などについて,

総合技術監理の視点から以下の(1)~(4)の問いに答えよ。

ここでいう総合技術監理の視点とは,

「業務全体を俯瞰し,経済性管理,安全管理,人的資源管理,

情報管理,社会環境管理に関する総合的な分析,評価に基づいて,

最適な企画,計画,実施,対応等を行う」立場からの視点をいう。

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平成28年度は、問題文が短くテーマがないという

平成20年に近い出題でした。

ひねりのないストレートな内容です。

わかりやすいので解説します。

アンダーライン部のところが総監の背景にある部分です。

高度な業務を

遂行できるように日々努めること

とは、

「業務全般を見渡した俯瞰的な把握・分析に基づき,

複数の要求事項を総合的に判断することによって

全体的に監理していくこと」

になります。

つまり、

高度な技術業務を適正に進めるには、

全体を俯瞰して、

判断する能力を磨くことが

重要としています。

そして、

科学技術の進展に関心を払い

更に、

最近の科学技術の進展

引き起こした事業の内容や形態の変化とその影響

及び将来の科学技術の進展に伴って

その事業の内容や形態が大きく変化する可能性と

その変化が及ぼす影響や課題など

とは、

「科学技術を発展させるのは一部の専門家の努力だけでは難しく,

企業や研究機関などの組織活動が技術の有効性を発揮するための

大きな基盤となってきているのである。

また,それに伴って事故や環境汚染が生じた場合の

社会への影響も,従来に比して遥かに大きなものと

なってきている。」

になります。

つまり、

科学技術の進展は、

正負の影響を引き起こし、

将来、それにより

事業の形態を一変する

正負の影響の可能性と

その変化により影響することや

課題について

総監視点で回答する

事が求められています。

総監視点とは、

業務全般を見渡した俯瞰的な把握・分析に基づき,

複数の要求事項を総合的に判断することによって

全体的に監理していくこと

です。

問題文の前半と、

最後の「総監の視点」は

同じことを言っています。

問題はシンプルで、

①科学技術の発展(具体的な技術業務)

②正負の影響(恩恵と多大な負の影響)

③業務全般を見渡した俯瞰的な把握・分析に基づき,

複数の要求事項を総合的に判断すること(課題解決)

です。

総監は、序文はこれしかありません。

テーマの設定や文章の難解さ、多さ

に惑わされています。

口頭試験も同じで、

①~③を頭に入れ、

業務の詳細のプレゼンをしてください。

そうすれば、総監らしい経歴のプレゼンができます。

筆記と口頭は別物ではありません。

同じ能力を

実務、業務遂行能力

でみたいだけなのですから。

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