今日もお付き合いください。
「課題」について、皆さんが必ず間違うので書いてみます。
受験生の皆さんは、課題が書けないために不合格になります。
課題が抑えられれば、
他の受験生より有利になることは間違いありません。
課題とは何か・・・
一般的には、「課せられた題・問題」です。
よくわからないですね・・
皆さんが間違う勘違いは、
制約条件や目的を課題とするパターンです。
技術士試験では、明確な定義はしていませんが、
受験指導では下記のように定義しています。
「目標を達成するために克服すべきこと」
「理想的な状態とのギャップを埋めるための取り組み」
です。
課題は、ポジティブな思考から産まれます。
課題は具体的な行動や目標を指すことになる
というふうに覚えておきましょう。
ここで終わらないのが技術士試験。
一般的な定義はわかりましたか?
では、技術士試験で応えるべき課題とは何か?
「技術的課題」
です。
「技術的」が書けない人も多い・・
企業やプロジェクト全体の課題はかけても、
「技術的」となると・・・・
という人が多い。
技術的課題とは、
ある技術目標を達成するために克服すべき
技術的要件、
つまり、技術的に取り組むべきことは何か?
です。
事例を書きます。
ここまで、ブレークダウンしてほしい。
業務目的:20%コストダウン
業務目標:30%の○○構造見直し(≒技術的目的になる)
技術的目標:××部30%の軽量化
技術的課題:××部の20%薄肉化した150%強度構造設計
いかがですか?
この深堀の練習を業務で実践しながら、
インプットだけでなく、アウトプット重視で
身に付けてください。
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