2018年7月29日日曜日

【No.270】 先走り!?平成31年度技術士二次試験対応~二次試験の概要(4)!?~


「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」
がそのまま記載されています。

今までの技術士指導で、一番訴えていたが

一番響かなかった「コミュニケーション」が

評価項目として明確になりました。

これでわかってくれる受験生が増えることを期待します。

技術士は、コンサルです。

コンサルは、単に課題解決するのではなく、

相手の立場や状況、利害関係及び将来のことまで考え、

更に潜在するクライアントの意思を

理解する能力が重要です。

いくら高い技術力を持っていても、

クライアントの悩みを聞き取り、

課題設定して解決できなければ、

何の意味もありません。

そこが、一般の資格試験とは異なる点です。

この能力は、実務経験が重要です。

頭ではわかっていても、

いざ実践となると・・・

という人が多いと感じています。

経験は口ほどにものをいう!!

まさにその通り。

技術士受験資格も

ある一定基準を受験要件にしている

理由です。

経験により、

他者の想いや状況を最適な方向へ導き、

技術部門の業界で

活躍する人材を求めています。

それには、筆記試験すべてに

評価対象となった

「コミュニケーション能力」

が重要なことがわかります。

日々の業務は、

時間に追われ、

他部門のことも考えず、

文句を言うことや、

責任の所在をあいまいにする・・・

という日本の企業は

かなりの重病状態です。

失われた20

20年以上の何かを失った気がします。

いま、技術立国を維持・発展させ、

世界一の経済大国への復活をするには、

技術士の力が必要になると、

想わせる論文や口頭試験での

アウトプットをしなければなりません。

それには、日々の業務活動で、

リーダーシップを持ち、

マネジメントスキルを磨き、

俯瞰的な評価・分析をすることで、

利害関係者との

コミュニケーション能力を

訓練してください。

それが一番の勉強法です。

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