受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
シーズン5の3回目は、「論文問題の求めていること~実務での活用~」です。
試験の目的は、
滞りなくプロジェクトが完結(短期的)し、
組織全体がボトムアップし
安定的な継続をしつづける(中長期的)管理技術を
用いた具体策を提案できる監理技術者の選定
です。
また、
管理技術を使いこなすには、
高い技術レベルをもった技術者でなければならないことを忘れない。
つまり、
「専門とする事項=業務」
に関する技術の総合技術監理技術士としてふさわしいか?
を忘れないこと
が重要です。
択一のキーワードのところでも書きましたが、
一般的な知識を問う試験と違い、
技術士試験は、
実務での活用ができる人を
認定する試験です。
試験問題にある
「あなたがよく知るところ」
という指定があるのはそれが理由です。
単なる仮想事例では、
技術士の専門的能力がわからない
からです。
過去は、
総監=既存の技術士資格取得者
という認識で
仮想事例でも
多様な想定ができ
総監用語を使いこなせるか?
というだけの視点でした。
しかし、最近は
「成果」や
「効果」
にこだわります。
当たり前です。
業務との連動が重視されているから。
また、技術士の地位向上には
欠かせないから、
です。
いかに総監の技術を業務で活用しているのか?
それを論文で表現できる人が
筆記合格をします。
ただそれだけです。
今からでも紐づけることをしてください。
まだ間に合います。
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