2018年5月17日木曜日

【No197】<技術士あるある臨時版> 図表の注意点


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

2か月足らずで、二次試験筆記を迎えます。

筆記論文で良く書く、「図表」について書いてみます。

図表を書く目的は、

すばり、文字数の削減と理解度UPです。

文字で表現すると

文字数が多くなり、

必要な内容を網羅しようとすると

技術士試験で定めた

行数を超えるからです。

よく、書くことがないから

字数稼ぎのような図表を見かけます。

それは、余計な情報を

たくさん書いてしまっているからです。

皆さんがよく知っていることを、

知っている人に伝えるための図表

を書いてはいけません。

全く知らない人

中学生

小学3年生

といった人たちが、

直感的に

「わかる」

図表を書いてください。

図表のもう一つの目的である

「理解度UP

につながる

論文の背骨となる

内容のみを記載して、

文章で書き表せない(書くと多くの文字数を必要とする)

ことを明確にしてください。

知っていることは

皆さん一生懸命に書きます。

それではだめなのです。

論文は、

技術士試験官との

キャッチボールできる

唯一のツールです。

知っていることでなく、

その手前の

「必要な内容」

でとどめておく勇気を

もってください。

また、図は

「シンプル」

が重要です。

理由は、

理解しやすいことだけでなく、

限られた時間で

求められる内容を

究極まで絞り込んだ

時間内で

表現するための

時間短縮ツールになるからです。

●文字数節約

●理解度UP

●時間短縮

この3つを念頭に置いて図表を

作成することをお薦めします。

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