2018年4月3日火曜日

【No153】第10回_生産性向上その1~○○の目的を明確にする~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

「目的を明確にする」

よく聞きます。

いま、生産性向上するために一番にすべきことだと考えます。

目的=動機

行動を起こさすための、動機を明確にすることです。

組織でも個人でも、ある目的があると

即行動に移しやすいです。

当然、何でもかんでもというわけにはいきませんが。

よく会議で目的が共有されず、結果何を決めたかったのか

不明な会議があります。

みんなが集まって、長い時間すればいいという
風潮がまだ抜けないようです。

就業時間内だから、部下の時間を拘束するというのは
当たりまえ的な考えをもった

経営者や管理職がいる会社は、
生産性が上がりにくい傾向にあります。

部下の作業時間やイノベーションの時間を

上司の状況報告のためだけに使うと、

経営のスピードや質も落ちます。

もちろん、人のモチベーションが下がり、

士気も下がります。

私は、最初から下記のことを決めることを提案しています。

会議は30分以内!!

立ってミーティング!!

資料は事前配布、説明は要点のみ!!

配布資料の質問は、事前にしておく!!

会議は意思決定の場!!

全員発言する!!

最後のまとめをして、役割や次回の報告内容を決める!!

「いつ(までに)、だれが、なにを、どのように、どこで」
を明確にして終了する!!

事前メールは会議の3日前まで、質問は1日前まで!!

決めたいことをホワイトボードやプロジェクターで共有しながら追記する!!

・・・いかがでしょうか?

すべては無理でも、1つでも取り入れると、

部下の見方は変化します。

ぜひ、試してください。

会議だけでなく、生活や広く言えば人生も同じです。

向かうべき方向性(なりたい自分)をきめて、

今できる準備をおこない、

そして目的にふさわしい目標を決める。

目標は、解決策の当たりがついていることで、

定量的な考え方です。

これからは、個人の「個」の差別化が必要な時代です。

同調による生産性向上には限界が来ました。

個のスキルや考え方を変えるべき時代です。

人口減少、働き方改革、ダイバーシティー・・・

1人一人が自分の生き方を見直し、

「個」の自立を考えるタイミングだと思います。

時間の使い方を自立させることで、

組織だけでなく、個人の生産性は自然と向上します。

ぜひ、考え方改革を行ってください。

次回は「生産性向上その2~機械~」です。

少し、実務事例を交えて具体的に書いてみます。

なお、今まで通り技術士の視点で投稿します。

おたのしみに。

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