内部統制で重要な「コンプライアンス」です。
では、コンプライアンスとは何でしょうか?
よく聞くのは「法令順守」。
それだけなのでしょうか?
各国や自治体にある法令だけで、
経営の視点から考えたコンプライアンスが達成できるのか?
そんな簡単な話ではないことは皆さんも承知かと思います。
社会には「ルール」があります。
ルールには「各種法令」「社内規定」がありますが、
明文化されていないものもあります。
社会一般のルールとは、このような文化的なことや社会規範
も含めるべきでしょう。
結局コンプライアンスは、
「事業の利益最大化するための製品やサービスを提供するプロセスで
社会一般のルールに準拠していること」
となります。
近年多発している不祥事や事故の顕在化防止の目的に
「コンプライアンス」
はあります。
当然発生しなければ、利益の最大化ができるからです。
では、リスクマネジメントとの関係はあるのでしょうか?
前述したように、コンプライアンスは事故や不祥事の未然防止に有効です。
また、コンプライアンスは内部統制やリスクマネジメントにおける
中核となる柱の一つです。
このコンプライアンスの準拠を阻害する
「コンプライアンス・リスク」
もあります。
それは、リスクアセスメントで優先すべき項目や方策だからと言って、
コンプライアンスに反するリスク対策を行うことです。
技術者は、常に経営側と消費者側の両方を重要視していかなければなりません。
特に、技術士であり総合技術監理部門の方は必要です。
次回は「BCM」です。
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