技術士会でも統一した考えはないので、一般的な用語の解釈としては下記の通り。
【目的】ニーズや願望(主観的)
【目標】狙いが具体的に効果があると判断できる数値化・定量化できる(客観的)
【課題】目標達成に必要なすべきこと。現状とのギャップ。
【問題点】課題を行えないボトルネックとなること。
論文添削でよく見かけるのは、
「前提条件や願望が課題となっている」
ことです。
そのため、具体的な施策が立てにくいのを皆さんは気づいていません。
そのため、なんとなく、あいまいな解決策になっている内容になっています。
事例として「平成30年度技術士になる!!」という目標をたてたとしましょう。
展開としては、以下を参考にしてください。技術士論文への横展開をすれば使えます。
【具体例】
目標「私が平成30年度に技術士になる!!」
<現状分析>
①論文スキル不足
②部門・選択科目知識不足
<主要因:原因>
①必要な論文スキルとはなにかわからない。
②必要な知識とはなにかわからない。
③必要な時間確保・情報収集方法がわからない。
<最重要問題点>
技術士受験に必要な情報入手・整理とその時間配分の計画ができないこと。
<具体的な行動目標:高効果で対策の当たりがついているもの>
①H25-29択一・論文キーワード抽出とブラッシュアップの計画(PDCA)
②キーワードの現状・課題・問題点・解決策・展望へのブレークダウン
A4 1枚 各項150文字まとめ/50文字1センテンス
③ICレコーダーによるインプット 30分/日
④①②の知識を活用する体感(実践):業務と過去問
<課題:目標達成にすべき具体的要件>
①業務や生活・移動等の隙間時間の確保とその計画
②集中して論文作成できる時間の確保と計画
③1回/週で1週間の振り返り「強み・弱み」の把握によるPDCA実践
<問題点>
①予定がずれる
②論文や総監の考え方の進歩が実感できない。
<解決策の方向性>
①業務を活用する手段
②1日単位の余裕を設定、80%達成を目指す。
③セミナー受講 80% 添削ノルマ貫徹
まずは、目標に対してのギャップを考えるために、現状分析を行います。
その後、その主原因を調べて、最も解決効果のある最重要な問題点を抽出して
行動目標をたてます。
あとは、すべきこととして具体的な内容を多面的な切り口で抽出して整理していく。
その後、課題はなぜ実勢できないのか?を考えてみるとよい。
技術士受験生の多くは、「主要因」を課題や問題点として記載している。
具体的な技術の目標を設定していくと課題も技術的になる。
上記を参考に訓練してほしい。
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