指導している技術士(一般部門)の受験まで、71日です(総監は70日)。
いよいよ、筆記試験準備が中盤に差し掛かってきました。
初受験の方は、論文をどうかいたらいいのかわからない時期でしょう。
また、GWでキーワードまとめをしたが、いまいちまとめきれない・・・といったことで悩んでいるでしょう。
私もそうでしたが、論文はこの時期書けませんでした。キーワードも20~30個程度で内容も全然・・・
結局、一般部門は3回目、総監は2回目で合格しました。
経験から、下記のことに注力して短期間での合格を勝ち取ってください。
①論文の「型」を真似する。
いい論文の型を写して、自分の業務に置き換えて書いてみる。
ポイントは、問題文の着眼点がどこか?、ゴールはどこに設定したのか?
論述パターン(概要・目的・目標・課題・問題点・解決の方向性と提案・成
果・残留リスク)、です。
②論文に書く「専門とする事項」を150字で書く。
ご自身の業務は何か?を簡素に書くこと。
口頭でも役立ちます。もちろん、論文600-1800字どれでも使用できる
最強文章です。
150字で、概要がわかるようにすることがポイント。
図表もOK(必ずいると思ってよい)、できるだけ簡単に短時間で書け
るように。
③「専門とする事項」について、社会的な課題(AI、IoT、少子高齢化等)を
当てはめて、技術的な落とし込み(課題設定・問題点・解決の方向性と
具体的対策・成果・潜在リスクなど)をする。
近年の技術に関係する出来事(事故・新技術・社会的課題・環境など)を
ご自身の業務に当てはめた場合の解決へ向けるための課題設定をする。
また、それを行っていくと重要なキーワードが出てきます。それを150字で
整理(概要(原理・長所・短所・目的・目標など)・課題・問題点・解決の方
向性・展望など)してください。最低50~100個は作ってください。
④過去問によるパターン化を構築する。
どの資格試験でも過去問を解くことは王道です。しかし、技術士論文試験
では同じ問題は出ません。
よって、過去問から問題パターンを理解し、ご自身のパターンとする「型」
に発展させます。
①を参考にして、できるだけ書き方をパターン化してください。
ちなみに、150字ブロック化は非常に有効です。150字ですべてまとめるこ
とができれば、合格できます。
⑤時間を計る。
論文には、字以外に図表を書きます。特に専門とする事項は、文字だけで
は理解できません。
そのため、図表が必須です。意外と図表は時間がかかりますので、文字
以外も含めた1枚(600字)記述時間を計り、20分程度で書ける練習と工夫
をしてください。
以上、6月中旬から下旬目途に実行してください。
※択一対策忘れずに。
今でも遅くはありません。Never Give Up!!
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