こんにちは、技術士＠機械総監の赤星(hiro-PE)です。
令和二年度技術士二次試験受験予定の方へ
本ブログで質問したいことがあればメールください。
経歴対策は特に早めの対策が必要です。
これからは、
令和2年 技術士二次筆記試験対策
を中心に書いていきます。
選択科目Ⅱ-2は
3つの解答構成です。
①専門知識・業務上での調査・検討事項
②課題・問題点（留意点）・解決策（工夫点）
③業務の効率化を踏まえた関係調整方法
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令和元年建設部門-鋼構造Ⅱ-2-2では、
下記のことが問われました。
鋼構造物の
品質
精度
の確保
には、
不適合
を未然防止する
事が重要としています。
この重大不適合の
再発防止策を立案する
責任者
の立場で、
（1）-1：技術的に重大と考える不適合事例（１例）
（1）-2：再発防止のための調査、検討すべき事項とその内容の説明
（2）業務遂行手順において、留意点と工夫点の説明
（3）業務を効率的・効果的に進める関係調整方策
を鋼構造の専門家として述べるのです。
まずは、
具体例を挙げます。
単に、不適合事例を述べるのではなく、
「技術的に重大」
「不適合未然防止が難しい」
というところを加味します。
更に、
鋼構造設計・施工・管理の技術で
品質・精度を確保できない事例
でなければなりません。
その事例について、
鋼構造の専門知識をもって、
調査、検討すべき事項を
抽出します。
ここまでで、問い（1）となります。
ここまでの骨子として、
1.再発防止策を必要とする不適合事例の調査と検討事項
（1）技術的に重大な不適合事例
（2）再発防止のための調査・検討事項
となります。
次に問い（2）です。
再発防止の検討事項を踏まえて、
業務遂行上での課題・問題点を
留意すべき点として
記載します。
課題を設定するには、
目的と目標が必要です。
目的は
「再発防止」
目標は
「鋼構造の専門家として、解決すべき事項のレベル」
とお考え下さい。
再発防止をするために
必要な技術的な課題（気に留めておくこと）
とその達成度、
そして、それを阻む問題点
です。
ここまでの骨子は、
2.業務遂行手順
（1）留意すべき点（技術的課題・目標・問題点）
（2）工夫を要する点（鋼構造の専門家としての工夫が必要な点＝解決策）
となります。
最後に問い（3）です。
工夫をしすぎても
業務が
「効率的」
「効果的」
に進めるには、
リソースの割り振りが重要です。
資源は有限です。
そして、
多様な利害関係者
がいます。
その関係調整方法
を述べればいいのです。
ここまでの骨子は、
3.業務マネジメントの関係者との調整方策
※業務を進めるために、
どんな関係者にどのような調整を行うのか？
という回答
となります。
いかがでしょうか？
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