2019年12月23日月曜日

【No753】技術士総合技術監理部門口頭試験対策~キーワード集2019から考える口頭試験②~


こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。

令和二年度技術士二次試験受験予定の方へ

本ブログで質問したいことがあればメールください。

経歴対策は特に早めの対策が必要です。

そろそろ、一般部門の口頭試験も終盤ですね!

体調管理を十分に!

少しの間は、総監口頭試験対策を中心に書いていきます。

「総合技術監理が必要とされる背景」

がなぜ大事か?

総監技術士とは?

が書いているから。

つまり、

理解しなければ、

合格できないということです。

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「総合技術監理 キーワード集 2019」にある

「総合技術監理が必要とされる背景」を転記します。

---------------------------------------------------------------------------以下転記>

科学技術による様々な成果は日々の生活の中に浸透し,

人々はその豊かさ,便利さを享受している。

しかし科学技術そのものは

巨大化・総合化・複雑化が進展しており,

その発達を個別の技術開発や技術改善のみによって

推進することは難しい状況になりつつある。

つまり,

科学技術を発展させるのは

一部の専門家の努力だけでは難しく,

企業や研究機関などの組織活動が

技術の有効性を発揮するための

大きな基盤となってきているのである。

また,

それに伴って事故や環境汚染が生じた場合の

社会への影響も,

従来に比して遥かに大きなものとなってきている。

一例として,

科学技術業務の結果として

産み出される製造物・製品を考えてみよう。

近年の製造物・製品の多くは,

その概念が想起されても

直ぐには具現化できず,

工夫や試行錯誤の結果

ようやく具現化されても,

初期段階では高価であるとか,

品質を保持できないとか,

安全性に問題があるなど,

様々な不安定要素を内包する。

その後,

時間をかけて技術的な努力を積み上げ,

品質の向上やコストの低減を

図っていくことによって,

ようやく一般の人々が広く利用できる

優れた製造物や

製品にまで仕上がるのである。

この改良の過程では

様々なフェーズで個別の技術改善が行われるが,

そのためには

多くの技術者がそれぞれの能力を

十分に発揮できるための仕組み,

要素技術の知見など

様々な情報を結集するための

仕組みなどが必要である。

また,

事故を未然に防止する技術や

事故時でも

利用者の安全を確保する技術,

騒音防止や有害排出物の抑制など

周辺環境に与える負荷を

抑える社会環境の保全

に関する技術などを適切に使用し,

製造物・製品の製造を

行っていくための

仕組みも必要である。

このような仕組みを

継続的に運用し

様々な科学技術の活用を

行っていくには,

それぞれの要求事項を

個別に管理するだけでは不十分である。

業務全般を見渡した

俯瞰的な把握・分析に基づき,

複数の要求事項を

総合的に判断することによって

全体的に監理していくことが必要となる。

このような背景から,

上述のような能力を持った人材を

育成し活用を図るため,

技術士のひとつの部門として

「総合技術監理部門」が導入された。

ここで

「監理」

という文字を使用しているのは,

総合技術監理が各管理活動や

その他の内容を総合して

監督する概念であることを

明確にするためである。

現代の科学技術は

もはや一部の専門家が推進し

一部の人がそれを利用するという

性格のものでなく,

科学技術の行使がたとえ小さなものであっても

その影響が

地球的規模に及ぶ可能性があり,

そのような状況の中で

自らが携わる技術業務が

社会全体に与える影響を

正しく把握し,

社会規範や

組織倫理から定まる行動規範を

自らの良心に基づいて遵守する

高い倫理観を持った

総合技術監理技術者が

必要とされているのである。

---------------------------------------------------------------------------ここまで>

理解できますか?

ポイントを要約すると

①科学技術の発展による便益向上

②しかし、

反面科学技術の複雑化が技術の高度化を

招き一部の専門家だけでは

対応できない。

③そのため、

多大な負の影響が出るリスクが大きくなっている。

④総監技術士には、

・多くの技術者がそれぞれの能力を

十分に発揮できるための仕組み

・要素技術の知見など

様々な情報を結集するための仕組み

⑤さらに

事故を未然に防止する技術や事故時でも

利用者の安全を確保する技術の適正利用、

 騒音防止や有害排出物の抑制など周辺環境に与える負荷を

抑える社会環境の保全に関する技術の適正に利用して、

行っていくための仕組み

⑥しかし、

それには要求事項を

個別に管理するだけでは不十分

⑦業務全般を見渡した

俯瞰的な把握・分析に基づき,

複数の要求事項を総合的に判断すること

によって全体的に監理していくことが必要

⑧④~⑦のような能力を持った人材を

育成し活用を図るため,

技術士のひとつの部門として

「総合技術監理部門」が導入された。

⑨自らが携わる技術業務が

社会全体に与える影響を正しく把握し,

社会規範や組織倫理から定まる行動規範を

自らの良心に基づいて

遵守する高い倫理観を

持った総合技術監理技術者が必要。



これが総監の設立背景です。

自分自身で咀嚼し、

口頭試験の回答指針としてください。

⑧にあるように

「能力を持った人材育成し活用」

ともあります。

指針を理解し、

その能力を示すことができればいいのです。

しっかり読み込んでください。

答えはここにありますから。

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